武蔵小山にあるBAR SWIMにて、ウォッカワークショプに参加してきました!
ウォッカになじみがある人って少ないと思うけど、
めっちゃ面白い蒸留酒でした!!!
飲んだボトルとかを紹介していきます。
ウォッカとは
「麦を蒸留」して「白樺の炭でろ過」したお酒です。
ストレートで飲む文化があるのは、ロシアや北欧圏くらい。
味の傾向は、無味無臭。エタノール臭。
カクテル向き。
他のお酒の味を邪魔しない。
・スクリュードライバー(ウォッカ+オレンジジュース)
・ソルティドック(ウォッカ+グレープフルーツジュース)
・モスコミュール(ウォッカ+ジンジャエール)
・ブラッディメアリー(ウォッカ+トマトジュース)
村上春樹とブラッティメアリー
村上春樹の村上ラジオというエッセイ本に収録されている、
「空の上のブラッディメアリー」がすごく印象に残っている。
飛行機の国際線に乗ると、食事の前に「何かお飲物は?」と尋ねられる。そういうときあなたは何を飲みますか?僕はだいたいブラディ・メアリを頼みます。
(村上春樹「空の上のブラディ・メアリ」)
村上さんは、国際線に乗るとブラッディメアリーを頼むそう。
・配合、スパイスの効き、氷の量のバランスが最高で良い具合の物。
・ウォッカのミニボトルとトマトジュース缶が別々で出されて自分で配合するもの。
・無神経な配合で氷が溶けて水っぽくなっているもの。
航空会社によって、様々だそうです。
体験に基づいたスタイルがあるって、かっこいいですよね。
それでは、今回飲んだウォッカを紹介していきます。
スミノフ
ロシアのブランド。
カクテルによく使われている最も有名なウォッカ。
ベルヴェデール
ポーランドのブランド。
かつて王族が住んでいた「ベルヴェデール宮殿」にちなんで名づけられました。
口あたりが柔らかく、甘みを感じる。クリアな旨味。
007の映画に出ている。ラグジュアリーウォッカ。
ペルツォフカ
フレーバードウォッカ。
唐辛子とクコの実。ペペロンチーノ風。
ビーフジャーキーと一緒に口にすると、
麻婆豆腐の肉の部分を食べている感覚になり、
驚きのある素晴らしいマリアージュになりました!
奥飛騨ウォッカ
岐阜県産。
米を原料にしたウォッカ。アルコール55度。
度数は高いけど、口に入れた瞬間はスムースで、
次第に口がビリビリしてくる。
後味に、濃縮した米の甘みを感る。
これは超絶美味い。
1720年に創業した奥飛騨酒造の商品で、
ウォッカのほかには、日本酒や米焼酎を造っています。
ティトス
テキサス産。
とうもろこしを原料にしたウォッカ。
https://forbesjapan.com/articles/detail/18170
スムースで、後味は甘い。
エタノール的な辛さや雑味をほとんど感じない。
シロック
フランス産。
おしゃれなボトル。
ブドウを原料にしたウォッカ。
高級ブランデーと同じクラスのつくり方で、
熱を加えない低温抽出を採用している。
スムースな口あたりで、ブドウの甘みをしっかり感じる。
ズブロッカ
バイソングラスで漬けた薬草酒。
よもぎとか、桜餅っぽい印象の香り。
羊羹と一緒に口にしたら、まさに桜餅を食べている感覚になりました。
ウォッカの印象が変わった!
ウイスキーやジンは流行っていますが、
ウォッカは地味な存在で、全くのノーマークでした。
それでも、様々な種類を飲み比べてみると、
炭でろ過するという工程を経たお酒は、
アルコール度数の高さに関わらず、飲み口がとってもスムースで、
蒸留酒への印象が変わるようなインパクトがありました!
お酒好きな人は、機会があればぜひ、
プレミアムウォッカを一度口にしてみると面白いでしょう。
飲み比べの会が終わって、
早速、奥飛騨ウォッカを購入しようかなと思ったけど、
家にお酒がたくさん残っているので一旦ストップ。
次にお酒を仕入れる際には、
奥飛騨ウォッカを第一候補として検討したいと思います。
晩酌にウォッカを飲むヘビーなライフスタイルになる日は近いかもしれません。