ならカフェ

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「愛するということ by エーリッヒ・フロム」の読書会を開催!感想をまとめてみた

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自宅で、読書会をやりました!

www.naramio.com
めちゃめちゃ良かったです!
感想をまとめていきます!

読書会の流れ

  • 1人30ページくらい、担当パートを持つ。
  • 各自が担当パートについて、内容をまとめたり、感想を紙に書く。
  • 紙を貼り出して、みんなで眺める。
  • 紙を見て、気になる部分に、付箋にコメントを書いて貼る。
  • 担当パートを1人3分でプレゼン。
  • 感想を語り合う。

    この流れで3時間。
    読書会として、とても良い形式で、充実した時間になりました。

親子の愛について

(自分が担当したパートのまとめです。)

母親の愛は、無条件。私が私だから、愛されることを学ぶ。
父親の愛は、条件付き。世界とつながる方法を学ぶ。

母性愛

私が私だから、愛される。

愛されるためにしなければならないことは何もない。
受動的。ただ生きていればオーケー。
自分でコントロールできない。

父性愛

世界とつながる。

期待に応えなかった場合、愛を失う。
期待に応えるために、努力して獲得する。
自分でコントロールできる。

統合が成熟への道のり

母性愛→父性愛→統合が、成熟への道のり。
欠けると、バランスを求めて、依存したり、渇望したりする。

自分の両親との関係

母は、好き嫌いがはっきりした性格の面があって、その部分では父性的。
父は、自分が何を選んでも、否定された思い出はなく、受容度が高いのか、関心が薄いのか、その面では母性的。

自分が、女性性が強めな特性なのは、
この両親の気質が関連しているなぁと感じました。

心に残った言葉のメモ

与える=与えられる

どっちに責任があるのかを問いただす。パワーゲームになる。

不安があるから怒る。
分かってもらえないから悲しむ。
尊重するとは、相手を理解すること。

LUNA SEAのEND OF SORROWを思い出した

利己的な人は、自分を愛しすぎるのではなく、愛さなすぎるのである(P97)


という文面から、
LUNA SEAのEND OF SORROWを思い出した。

「自分のこと、愛し始めるー!」と叫ぶ河村隆一が印象的な曲。

改めて歌詞を読んでみると、

悲しみを体験し、叫び続けることで、
自分のことを愛し、大切な人のことを愛し、
悲しみが終わる。

という、とても「愛するということ」的な歌だなぁと思いました。

名曲!

結局は自分にフォーカスすることが大事

こいつムカつく!って人にも、
相手の立場を想像すると、それなりの事情がある。

自分自身にしっかり愛を与えて、余裕がある状態になればなるほど、
相手の立場を想像して、無理せず、純粋に相手の力になろうと思える。

相手に愛を注ごうと思っても、どこかで無理が生じてしまいます。
自分に愛を注いだ結果、相手にも優しくできるのが、自然。

結局は、自分にフォーカスして愛を注ぐのが、最短ルートだし、
今の自分にとって必要なことだな!と思いました!

以上。

読書会、とても充実で楽しかったので、また開催します!