ならカフェ

幸せ結婚のレシピ、海外旅行体験、資産運用、好きなウイスキーやお酒の話などを綴ります。

愛しい人に想いを伝えるときは月を見上げよう

好きな人に想いを伝えるのに、

夏は、花火
冬は、クリスマス、バレンタイン
春は、お花見

季節ごとにイベントがありますが、

秋はどうでしょうか?


(@ ̄ρ ̄@)


(@ ̄ρ ̄@)


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ハロウィン?


いやいや、


日本人だったらやっぱり、


お月見はいかがでしょう?


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今も昔も詩人は愛しい人を想いながら月を詠っている

2007年 サカナクション 三日月サンセット

ボーカルの山口一郎さんが、当時好きだった、花子さんを想って作った曲。

まず、イントロが衝撃的!
そして、サビのメロディー、ベースライン、ギターリフの美しさが際立つ!
さらに、夕日、鳥、下り坂の自転車、など、情景が浮かぶ歌詞!

毎日繰り返される日常を越えて、
新しい関係性へと踏み出そうとする、
その瞬間のドキドキと緊張が含まれているなぁと感じます。

サカナクション 三日月サンセット

2006年 絢香 三日月

2000年代で、月といえばこの曲!ってくらい、名曲ですね。

「三日月=携帯電話の形状」という比喩も含まれているらしく、とても現代的。

さみしさは電話じゃ埋められない!
という想いの溢れる心の叫びが、
恋する現代人の強い共感を生んでいます。

絢香 三日月

1900年頃 夏目漱石のI love you

夏目漱石が英語教師をしていたころ、
「I love you」「月が綺麗ですね」と訳せば日本人には伝わる、と生徒に教えたという逸話があります。

当時の男性は、「愛してる」なんて直接的に伝える人はいなかったので、
日本の文化に合わせた、情景の浮かぶ素敵な訳ですね。

「素敵な風景をあなたと分かち合いたい、伝えたい、通じ合いたい=愛している」

という気持ちは、
今も昔も変わらないようです。

1100年頃 百人一首

嘆けとて 月やはものを 思はする 
かこち顔なる わが涙かな
            西行法師

恋の物思いで、月を見ても涙がこぼれ落ちてしまう心境を詠んでいます。

月が、「嘆け!」と私に言って、悲しませようとする。
そんなはずないけど(恋の悩みなので)、
そう思いたくなるほど、月を見て涙が流れてしまう。

嘆きというフレーズは、
サカナクションのアルクアラウンドが連想させられますね。

百人一首では、
月は人気のモチーフで、
12の歌に「月」が登場するようだったり、

サカナクションも、
メジャーデビューしたアルバムの代表曲が三日月サンセットで、
リミックスアルバムのタイトルとジャケ写にも、月が登場。



1000年前の先祖も、現代に生きる私たちも、
月を見て同じ感情を共有できる普遍性って、
とても素晴らしいよなぁと思ったりします。

なぜ、月?

移りゆく切なさ

月は、満ち欠けで、毎日形が変わっていく。

今日の月と明日の月は違う。

そのとき限りの、一回性の美しさが存在している。

距離を越えて同じ景色を共有できる

私が今、見えげている月が、
あなたも今、見上げれば、距離を越えて、同じ月をみることができる。

離れている時間に、相手のことを思い出して、想いを深められ、
離れているのに、同じ景色を共有して、愛を重ね合える。

想いを伝えてみよう

あなたが想いを寄せる人に、

「昨日は月がきれいだったね。」

と、さりげなく言ってみるのはどうでしょうか。

月の話題で盛り上がれたら、
脈あり度はちょっと高めかもしれない。

あんまり盛り上がらなかったら、
まぁ、がんばろう。

帰り道にコンビニでビールでも買って、
飲みながら見上げる月が、
あなたの心を癒してくれるはず!




今日、
サカナクションが記事中にたくさん登場するのは、

明日、
サカナクションのライブ@幕張メッセに行ってくるからです。

あぁぁ、

楽しみw

※追記
行ってきました!最高でした!

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